私たちの身の周りには、たくさんの病原菌やウイルスが存在し、鼻や口などから体の中に侵入してきます。また、私たちの体の中では、毎日何千個ものがん細胞が生まれていると言われています。それにもかかわらず、多くの人が重い病気やがんにかからずに済んでいるのは、「免疫」と呼ばれるシステムが元気に働いているからです。
免疫は生まれた時は弱く、大人になるに従って強くなっていきますが、やがて歳をとるとともに低下してしまいます。それにともない病気にかかりやすくなってしまいます。
生まれたての赤ちゃんは、初乳を飲むことによって免疫力を手に入れて、病気から身を守ることができますが、中年期以降は、免疫力が低下しないように日ごろの食事や生活習慣に気を配ることが大切となります。
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